PowerCalを使ってみた

GARMINの心拍センサーがへたってきたようです
どうせ新品購入をするのならと、Power表示ができるCycle Ops PowerCalを入手
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セッティングは簡単
bike settingのなかのANT+ PowerをONにするだけです
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PowerCalは心拍センサーとパワーセンサーの2種類に即座に認識されました

あとはデータフィールドをいじって表示項目を変更します
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走行中にいろんな測定項目が表示されるのでとてもにぎやか
しばらくは遊べそう・・

実際に測定したパワーですが、
30km/h巡航でだいたい140~150W
琴平峠の坂道登坂時に210~220Wと表示されました
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パワーは実測しているわけではなく
走行速度、ケイデンス、心拍、高度などからシュミレーションして表示しているらしいです
では、本当の値はどのくらいなのでしょうか


実際のパワーはPowerTapで測れば良いんでしょうが、高くて手が出ません
そこで手軽な方法
パワーは
パワー = 全抵抗×速度×9.81
全抵抗=空気抵抗+転がり抵抗+登坂抵抗
で計算できるそうです


細かくは
空気抵抗=0.00007638×体重0.425×身長0.725×速度2
ただし,空気抵抗(kgf),体重(kg),身長(cm),速度(m/s)
転がり抵抗=(体重+車重)×cos(sin-1(高度差÷距離))×0.00421
ただし,転がり抵抗(kgf),体重・車重(kg),高度差・距離(m)
登坂抵抗=(体重+車重)×高度差÷距離
ただし,登坂抵抗(kgf),体重・車重(kg),高度差・距離(m)
よく判りませんね

身長180cm、体重70kg、バイク重量8kgと仮定して簡易計算すると
平地30km/h巡航 171W
平地35km/h巡航 266W
平地40km/h巡航 377W

30km/h巡航の値で比較すると15%位過小表示
心拍の上がらない高齢者では不利なのかも?
キャリブレーションを取らなくても良いと輸入代理店のQ&Aに書いてありましたが、
キャリブレーションすればもう少し追い込めるのかもしれません

でも、瞬間値表示でも30秒平均でも表示がかなりバラつきますから
厳密なものではなく、出力の平均値を使うのが良さそうです
基本は心拍センサーですからね


本日の走行 57km
 平均パワー 142W
 20分平均最大パワー 186W
 瞬間最大パワー 532W ←こんなに出ているなんて、あり得ません